ブロック塀の安全性
大阪で起きた地震では、ブロック塀の倒壊により、犠牲になられた方が出てしまいました。
地震自体も怖いですが、そういった、倒壊や落下物に関して知識を深めるのも大切だと思います。
今回は、ブロック塀の基準について考えてみたいと思います。
ニュースを見ていても、簡単そうに鉄筋は入っていたのかとか中途半端な議論がされていて、あまり基準について認識がないようなので整理したいと思います。
もちろんブロック塀は、所有者によって管理されるべき建造物です。
ブロックを建てるにあたっては、建築基準法や日本建築学会で高さ・厚さ・補強など細かく決められています。
素人が簡単に建てるべきでもないし、今住んでいる家のブロック塀の状態は、所有者自ら危険性のないよう維持・管理しなければなりません。
もし、災害などで自宅のブロック塀で誰かが被害を受けると、刑事告訴に発展したこともあるそうです。
参考までに、ブロック塀の建築基準を掲載します。
全国建築コンクリートブロック工業会
http://www.jcba-jp.com/daijiten/c02/index.html
これを見て、周辺のブロック塀で大丈夫かなと思うとことが多いと思います。
私も専門家ではありませんので何ともいえませんが、子供が下敷きになった塀には控え壁が無かったように思います。
もし、自宅に塀がある場合は、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。